Command Line
コマンドラインとは、コマンド（命令）を使うことで、コンピュータに様々なプログラムを実行させることができます。ターミナルから文字入力だけでコンピュータを操作します。
以下よく使うコマンドをアウトプットします。
touchコマンド
「touch ファイル名」を入力し実行すると、空のファイルを作成することができます。
catコマンド
「cat ファイル名」を入力し実行すると、ファイルの中身を確認することができます。
「cat」は「catenate」の略です。
ターミナルには、補完機能が備わっています。ファイル名を入力する途中でTabキーを押すと、残りのファイル名が補完されます。これによりミスタイプを防ぐことができます。
mkdirコマンド
「mkdir ディレクトリ名」を入力し実行すると、新しいディレクトリを作成することができます。ディレクトリとはフォルダのことです。
「mkdir」は「make directory」の略です。
カレントディレクトリ
カレントディレクトリとは、自分が今いるディレクトリのことです。
cdコマンド
「cd ディレクトリ名」を入力し実行すると、指定したディレクトリに移動することができます。移動後、カレントディレクトリが表示されます。
「cd」は「change directory」の略です。
ルートディレクトリ
ルートディレクトリとは、1番親の階層のディレクトリです。「/」で表されます。
pwdコマンド
「pwd」と入力し実行すると、現在作業中のディレクトリを確認することができます。
「pwd」は「print working directory」の略です。
lsコマンド
「ls」と入力し実行すると、カレントディレクトリの中身を確認することができます。
「ls」は「list」の略です。
ホームディレクトリ
ホームディレクトリとは、ユーザーの作業の起点となるディレクトリです。
「cd」と入力し実行すると、ホームディレクトリに移動することができます。
ホームディレクトリでは「~」と表示されます。
「cd ..」と入力し実行すると、1つ上の階層に移動することができます。
mvコマンド
「mv ファイル名 ディレクトリ名」を入力し実行すると、指定したディレクトリにファイルを移動させることができます。また、ディレクトリを移動させることもできます。
「mv」は「move」の略です。
「mv ファイル名 新しいファイル名」と入力し実行すると、ファイル名を変更することができます。
cpコマンド
「cp コピーするファイル名 新しいファイル名」を入力し実行すると、ファイルをコピーすることができます。
「cp」は「copy」の略です。
「cp -r コピーするディレクトリ名 新しいディレクトリ名」を入力し実行すると、ディレクトリをコピーすることができます。
rmコマンド
「rm ファイル名」を入力し実行すると、ファイルを削除することができます。
