メソッド、コールバック関数【JavaScript】
メソッド
メソッドとは、オブジェクトに関連付けられた関数のことです。
以下、配列を操作するメソッドについてアウトプットしていきます。
pushメソッド
pushメソッドは、配列の最後に新しい要素を追加することができます。
「numbers.push(4);」によって「4」が追加されていることが分かります。
forEachメソッド
forEachメソッドは、配列の中の要素を1つずつ取り出して、全ての要素に繰り返し同じ処理を行うことができます。
配列内の要素が1つずつ順番にアロー関数内の引数に代入され処理が実行されています。
findメソッド
findメソッドとは、コールバック関数の処理部分に記述した条件式と一致する1つ目の要素を配列の中から取り出すことができます。
上の記述では、3より大きい数字の5が出力されています。findメソッドは条件に合う要素が見つかった時点で処理が終了します。「return」で条件に合う要素が戻り値になります。
また、配列の要素がオブジェクトの場合もfindメソッドは使用可能です。
filterメソッド
filterメソッドは、記述した条件に合う要素のみを取り出して新しい配列を作ります。
使い方はfindメソッドと同じです。filterメソッドの場合は1つ目の要素で処理が終了しません。
mapメソッド
mapメソッドは、配列内の全ての要素に処理を行い、その戻り値から新しい配列を作成します。上の記述では、出力された値が2倍になっています。
上記のように配列のオブジェクト要素に対しても使用可能です。
コールバック関数
コールバック関数とは、引数に渡される関数のことです。先ほどのメソッドでも頻出しました。記述が長くなるので{ }で改行します。
「call(printYukichi);」によって引数「(callback)」に「(printYukichi)」を代入しています。その後、「callback();」で関数を呼び出しています。
直接定義
関数を直接引数の中で定義することもできます。動作の流れは先ほどの記述と同じです。
また、コールバック関数では、通常の引数と同じように引数を渡すこともできます。